SIRC 龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター | Social Isolation Recovery Supports Research Center, Ryukoku University

News新着情報

Withコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ

新型コロナウイルス感染症の発生から3年余りが経ち、5月8日から感染法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5 類」に引き下げることが決まりました。私たちの生活や感染対策は、個人の判断にゆだねられ、人々の往来も自由になっていきます。誰もが望んだコロナ前の生活が目の前まで来ています。

 

しかし、私たちはこの3年間で多くのものを失いました。自由、信頼、希望、未来…。そして最大の喪失は「死」です。3年間で多くの方が亡くなられました(2023年4月1日現在73,939人)。コロナで亡くなられた方は、感染防止の観点から、親しい人に看取られずに、対面は遺骨になってからということもありました。医療機関のひっ迫によって病院で治療を受けることもできなかった人たちもいます。人間としての尊厳や多くの権利を奪われた人たちがいたことを私たちは決して忘れてはならないと考えます。

 

亡くなられた方の一人一人の命に思いを寄せつつ、どのようにWithコロナを生きていったら良いのか、今こそ日本国中で話し合いませんか!それが、それぞれのWithコロナを生きることにつながるのだと考えています。

 

 

「新型コロナウイルス感染症 忘れないで!亡くなった人たちのことを ーWithコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ」講演会・討論会

▼日 時:2023年5月7日(日)13:00開場

▼会 場:龍谷大学アバンティ響都ホール

    京都市南区東九条西山王町31アバンティ9階

    (JR京都駅八条東口より徒歩約1分)

    ※同ホール(アバンティ9階)へは、店内東側エレベータをご利用ください。

▼定 員:300名(先着順)/後日編集済みの録画配信あり

▼参加費:無料

▼申し込み方法:会場参加・後日編集後の録画配信希望の方

いずれも下記QRコードまたURLから事前にお申し込みください。

(締め切り 5月7日正午)

QRコードはこちら↓

申込みフォームはこちら↓

https://forms.gle/UDGyZabv7wtn8Q838

Web申し込みが難しい方は、お電話にてお申し込みください。

第一部 講演会(13:00〜14:40)

「人権としての死と別れ—コロナ時代の人間の尊厳を問う」

講 師 柳田邦男 ノンフィクション作家・評論家

第二部 討論会(14:50〜16:30)

「感染症5類引き下げ前日に語る Withコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ」

コーディネーター 

 黒川雅代子 龍谷大学短期大学部教授/龍谷大学社会的孤立回復支援研究センター長/関西遺族会ネットワーク代表

登壇者

 柳田邦男 ノンフィクション作家・評論家

 守上佳樹 KISA2隊 オヤカタ 医師

 杉本大樹 新型コロナウイルス感染症遺族支援者

 高田かおり 新型コロナウイルス感染症自宅放置死遺族会共同代表

 島田招子 関西遺族会ネットワーク・コロナウイルスで大切な人とお別れをした人のためのつどい場参加者

 

〔主催〕龍谷大学社会的孤立回復支援研究センター

〔共催〕関西遺族会ネットワーク・コロナウイルスで大切な人とお別れをした人のためのつどい場/新型コロナウイルス感染症自宅放置死遺族会

 


【お問い合わせ先】

龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター

(研究部 人間・科学・宗教総合研究センター事務室)

〒 612-8577 京都市伏見区深草塚本町 67

Tel 075-645-2154 Fax 075-645-2240
E-mail sirc*ad.ryukoku.ac.jp *を@に変えて送信してください。

 

チラシのダウンロードはこちら↓

5月7日講演会・討論会チラシ