SIRC 龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター | Social Isolation Recovery Supports Research Center, Ryukoku University

Unitユニット紹介

グリーフサポートGrief Support

家族・遺族支援、自死対策

代表
黒川 雅代子(短期大学部・教授)
Kayoko Kurokawa/Professor, Junior College

(1)若者の自死自殺対策について
2020年3月、WHOが新型コロナウイルスについてパンデミックを宣言して3年目となった。コロナ禍において、われわれは多くの喪失を体験してきた。学生は、安全で安心した環境で自由に勉強することが容易ではなくなった。ソーシャルディスタンスという言葉が当たり前になり、人と人との交流も制限が加えられるようになった。そのような中、孤立感を深めている学生も少なくないと考える。
2022年3月15日付け厚生労働省自殺対策推進室・警察庁生活安全局生活安全企画課の報告によると、2021年は前年に比べて20歳代の自殺者が増加している。また2020年、2021年は2019年と比較し、学生・生徒等の自殺者が増加している。
本ユニットでは、若者の自死自殺について、学生自身が考える土壌を構築することを目指す。具体的には、学生が、京都府、大学と連携し、若者の自死自殺対策に取り組んでいけるよう、京都府自死対策カレッジ会議に学生の参加を呼びかけ、学生の活動を支援する。
(2)遺族支援のためのネットワーク構築について
大切な人を喪うことは、人生で最もストレスフルな出来事であるといっても過言ではない。核家族化が進み、少人数家族が増える中、家族の誰かが亡くなった場合、単身世帯となることも少なくない。遺族が家族を亡くすことで孤立してしまうこともある。ピアサポート機関のひとつでもある遺族会は、遺族の孤立を防ぐ役割を担っている。しかし、どこでどのような遺族会が開催されているのか、遺族が簡単に見つけることは容易ではない。そのため、遺族会をネットワーク化し、遺族の遺族会へのアクセスビリティの向上を目指す。
<研究計画>
1. 京都府自死対策カレッジ会議に、学生と参画し、若者の自死自殺対策について検討する。
2. 遺族支援のための遺族会のネットワーク化について検討する。

キーワード

  • 自死対策
  • 家族・遺族支援
  • レジリエンス

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